知っていると最強?!なスケール理論とコード理論 ダイアトニックコードについて
- rguitarr7
- 2017年7月14日
- 読了時間: 3分
今回の内容は、スケール理論とコード理論の丁度中間くらいの理論、ダイアトニックコードについて説明していこうと思います。
ダイアトニックコードを理解する為には、メジャースケールと、4和音までのコード理論を理解しておく必要があります。
なので分からない方は、
スケールについてはこちら、
コード理論に関してはこちら、
知って役立つコード理論 その1、 その2、 その3、 その4
をご参照ください。
1. メジャースケールを確認してみよう
2. ダイアトニックコードの詳細について
1. メジャースケールを確認してみよう
まずはメジャースケールの構成音について確認してみましょう!
1度、長2度(2)、長3度(3)、完全4度(4)、完全5度(5)、長6度(6)、長7度(7度)の7つの音で構成されている。
Cメジャースケールで説明すると、Cメジャーの構成音は
C,D,E,F,G,A,B
となるわけです。鍵盤で確認してみましょう。

スケールの構成音というのは、そのスケールの上で使える音。となるのです。
つまりCメジャースケールにおいては、
C,D,E,F,G,A,B
がそれに当たるのです。
*これは基本編なので、実際に使える音はもっと沢山あります。
2. ダイアトニックコードの詳細について
まず、ダイアトニックというのは英語で書くと【diatonic】、意味を要約すると、メジャースケールの事。と思ってもらって良いと思います。
そしてダイアトニックコードというのは、ダイアトニックスケール内において使えるコードの事です。
3和音〜7和音までありますが、基本的には3和音、もしくは4和音を指す事が多いです。
その和音を作る為には、スケール内で使える構成音から選出します。実際に使えるコードを見てみましょう!
ⅠM7 (1,3,5,7)
Ⅱm7 (2,4,6,1)
Ⅲm7 (3,5,7,2)
ⅣM7 (4,6,1,3)
Ⅴ7 (5,7,2,4)
Ⅵm7 (6,1,3,5)
Ⅶm7(5♭) (7,2,4,6)
これをCメジャースケールに当てはめて考えると、
CM7 (C,E,G,B)
Dm7 (D,F,A,C)
Em7 (E,G,B,D)
FM7 (F,A,C,E)
G7 (G,B,D,F)
Am7 (A,C,E,G)
Bm7(5♭) (B,D,F,A)
この様になります。
分かりますかね??何故この様になるかというと、
4和音のコードの構成音って、 1,3,5,7
の4和音を基にしているわけですよね。なのでダイアトニックスケール内で使用可能な音を組み合わせてコードを作るとこの様になるのです。
1,3,5,7 って数字一個飛ばしですよね?
1,(2),3,(4),5,(6),7
なので、ダイアトニックからコードを作るときに、この様に1個飛ばしで音を重ねていくと、ダイアトニックコードとなります。
Cを基音として、グラフにしてみたので、見てみましょう!

この様になります。
これを他のキーで考える時も基本的なやり方は同じです。
例えば、Dメジャースケールのダイアトニックコードを知りたい場合は、まずDメジャースケールの構成音を考えます。
Dメジャースケール
D, E, F#, G, A, B, C#
です。これを基にダイアトニックコード割り出しでみましょう。
ⅠM7 = DM7
Ⅱm7 = Em7
Ⅲm7 = F#m7
ⅣM7 = GM7
Ⅴ7 = A7
Ⅵm7 = Bm7
Ⅶm7(5♭) = C#m7(5♭)
この様になります。
・まとめ
いかがでしたか?結構難しい内容ですよね??僕も最初は全然意味が分かりませんでした。ですが、1度分かる様になると簡単なものです。
これらが理解出来る様になると、作曲する時に物凄く役立ちます。あと今自分が弾いているコードが何スケールなのか割り出すのにも物凄く役立つ知識です。
少し難しいですが確実に覚えて、ギターライフの更なる向上へと繋げましょう!!
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