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階名、音階、スケールとは??

  • rguitarr7
  • 2017年6月23日
  • 読了時間: 4分

 階名、音階、スケール。これらを聞いた事、目にした事はあるでしょうか?そしてこれらの意味は分かりますか?

これらを知る為には音名についての基礎知識が必要となります。音名について知らない方は、同じ音なのに違う名前、違う名前なのに同じ音。ってな〜んだ?? を参照して下さい。

  1. 音名と階名の違い

  2. インターバル、度数について

  3. 音階、スケールについて

 

今回は上記3つについて項目毎に説明していきます。

 

1. 音名と階名の違い

 音名と階名の違いとはどの様なものかについて説明していきます。

・音名とは…【ある高さの音に付けた名前】つまり【絶対的に揺るがない決まった音の高さ】の事です。一般的にみなさんが使っている、【ドレミファソラシド】や【CDEFGABC】等が音名です。

・階名とは…【音階の中の1つ1つの音に付けられた名前】、【音階の主音を元に変化する相対的な音】の事です。

 

2. インターバル、度数について

インターバル

・音楽におけるインターバルとは音程間隔(距離)の事です。*音程については、#と♭、音程について。 で触れていますのでわからない場合は参照して下さい。

・そして、そのインターバル(音程の距離間)を度数という数字で表す事が出来ます。

度数

 前項で触れた様に、音程の距離間を数字で表したものが度数となります。

それではC,D,E,F,G,A,B,C(Cメジャースケール)を基準に説明してみます。

Cを1度とすると、Dが長2度(2)、Eが長3度(3)、Fが完全4度(4)、Gが完全5度(5)、Aが長6度(6)、Bが長7度(7)、そして一周して、Cが1度です。

上記の説明を鍵盤のイラストにしてみました。

 この様になります。

 それでは黒鍵の部分はどうなるのでしょうか?

 この様に表します。

 今回は黒鍵の部分には深く触れないので、何となく覚えて頂ければ幸いです。

 

3. 音階、スケールについて

 音階、スケールについてですが、音階とスケールは同義です。日本語か英語かの違いです。

スケールとは

・音を音程順に降順、もしくは昇順に並べたもの。

・7音、もしくは5音で構成されるものが多い。(例外あり)

・基本的なスケールだけでも30種類は超える。(日本の有名なポップスにおいては実際にこんなに多くは使われない事が多い。)

・民族音楽等によるスケール等も加味すると何個あるか定かではない。

 何やら難しそうですよね?これらを本格的に掘り下げると相当難しいです。詳しい事は、後日、、そのうち、、説明していこうと思います。(いつになるか分かりません(笑))

 なので、今回はメジャースケールに焦点を絞って説明していきます。

メジャースケールについて

 メジャースケールとは、

7つの音で構成されている。

1度、長2度(2)、長3度(3)、完全4度(4)、完全5度(5)、長6度(6)、長7度(7度)の7つの音で構成されている。

Cメジャースケールで説明すると、Cメジャーの構成音は

C,D,E,F,G,A,B

となる。

Cを1度と仮定すると、Dが長2度(2)、Eが長3度(3)、Fが完全4度(4)、Gが完全5度(5)、Aが長6度(6)、Bが長7度(7)、となるからです。

インターバルで説明すると

1度から長2度が全音、長2度から長3度が全音、長3度から完全4度が半音、完全4度から完全5度が全音、完全5度から長6度が全音、長6度から長7度が全音、長7度から1度が半音、となります。

つまり主音から見て、

全音、全音、半音、全音、全音、全音、半音

の順番に並べるとメジャースケールとなります。

 次は、これを元にDメジャースケールについて考えてみましょう!

Dメジャースケール

 まずは、1度をDとして考えます。そしてDの全音上はE。つまり長2度がE、そしてEの全音上はF#。つまり長3度がF#、そしてF#の半音上はG。つまり完全4度がG、そしてGの全音上はA。つまり完全5度がA、そしてAの全音上はB。つまり長6度がB、そしてBの全音上はC#。つまり長7度がC#、そしてC#の半音上はD。これで1周しました。

なので、Dメジャースケールの構成音は、

D,E,F#,G,A,B,C#

となります。

これをイラストで表してみます。

この様になります。

 

まとめ

 いかがでしたか?多分結構難しい内容だったかもしれません。ただ一度コツを掴んでしまえば、すぐに分かる様になりますので頑張りましょう!

 他のキーに当てはめて、考える練習をしていたら出来る様になっていくと思います。(例)Eメジャースケールの構成音を考える。G♭の構成音を考える。等。。

 これからスケール等の理論を詳しく追求していきたい人は、スケール、理論地獄は始まったばかりですが(笑)コツコツ勉強して少しずつ覚えていきましょう!!

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