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曲を簡単にする方法(キーチェンジ)

  • rguitarr7
  • 2017年6月8日
  • 読了時間: 4分

 曲を簡単にする方法、それはズバリ!!キーを変える事です。

今回はキーの変え方や必要性について項目毎に説明していきます。

  1. キーとは何か?

  2. キーを変える理由。

  3. キーの変え方。

 

以上3つについて項目毎に説明していきます。

 

1. キーとは何か?

 キーとは音楽や曲における調の事です。つまり曲全体部分の曲の高さです。キーを上げると曲全体の音程が上がり、キーを下げると曲全体の音程が下がります。

身近で分かり易いものだと、カラオケについているキー調整です。

2. キーを変える理由。

 キーを変える理由は、歌い手にとって曲が「高過ぎる」もしくは「低過ぎる」場合に、「キーを下げる」もしくは「キーを上げる」というのが第一の理由だと思います。

ですがギター(ピアノ等のメロディー楽器全般)に限っては、それだけではないんです。なんとキーを変えるだけで難しいコード進行を簡単にする事が出来るんです。

それでは、どの様にしてキーを変えるのでしょうか?

3. キーの変え方。

ギターでのキーの変え方は大きく分けて3つあります。

1. ギターのチューニングを変える

通常ギターのチューニングは6弦から、

E,A,D,G,B,E、

ですが、これらを

E♭,A♭,D♭,G♭,B♭,E♭

と全てを半音ずつ下げてチューニングする事により、押さえたコードが通常の音より半音低い音で鳴ります。

例)半音下げたチューニングの状態で、Aを弾いたら音的には、A♭の音が鳴ります。

つまり理論的には、チューニングを半音ずつあげれば、Aを弾いた時にA#の音が鳴ります。

ギターのチューニングを半音上げるというのは、あまり現実的ではありません。

ですが、、、ギターのチューニングを頻繁に変えるのはギターにも良くないので、あまりオススメ出来ない方法です。

2. カポを使う。

 これぞ王道!!という方法です。カポ、正式名称[カポタスト]を使う方法です。

カポは上げたいキーだけ上げられます。キーを1つ上げたければ、1フレットにつけ、キーを2つ上げたければ2フレットにつける。

注意点は3点で、

・フレットバーの近くに取り付ける。

・フレットバーに対し水平に取り付ける。

・取り付けた場所を開放弦として考える。

この写真では、キーを2つ(全音)上げたい場合の取り付け例です。

この様に、フレットバーの近くに取り付け、フレットバーに対し水平に取り付ける。そして、取り付けた場所を開放弦として考える

つまり2フレットを開放弦として考え、3フレットを1フレットとして考えてコードを押さえて下さい。

そして、カポを使う方法ではキーを下げる事は出来ません。つまり。

・メリット:ネックに挟むだけで簡単にキーを変えられる。

・デメリット:キーを上げる事は出来るが下げる事は出来ない。

3. 曲中全てのコードを書き換える。

 これは少し手間なのですが、上げる事も下げる事も自由に出来る方法です。

キーを半音下げたければ、曲中の全てのコードを半音下げる。キーを半音上げたければ、曲中全てのコードを半音上げる。という方法です。

コード譜を使って説明したいと思います。

 例えば、こんなコード進行の曲。

①が元々のコード進行、②が1つ(半音)下げたコード進行、③が2つ(全音)下げたコード進行、④が1つ(半音)上げたコード進行、⑤が2つ(全音)上げたコード進行。

①のコード進行は少し難しくて②、④、⑤、は絶望的に難しくて、③は頑張れば弾けそうな簡単なコード進行に変化しました。

・メリット:①どんなキーにでも変えられる。②曲を簡単なコード進行に変えられる。

・デメリット:少しの知識と労力が必要。

カポとの合わせ技

 ほとんどの曲はキーを変えていけば、簡単なコード進行へと変化します。なので、この方法とカポを合わせて使うと、曲を簡単なコードに変え、キーも自由自在に出来ます。上記の譜面の様なコード進行の場合、全音下げると簡単なコード進行になり、そこに更にカポを2フレットに付ければ全音上がる。

 つまり曲のキーを変えずに、簡単なコード進行に変化させる事も可能なのです。

 

最後に

 最初のうちはカポで変える方法以外を自分で行うのは難しいと思います。ですが、今はやりたい曲のコードをネットで調べる事が出来ます。(出来ない曲もありますが。)

そして、コードが載っているサイトでキーを簡単に変える事が出来ます。

*「やりたい曲名 コード」 で調べると、その様なサイトが出て来ます。

なので、その様なサイトのキー変更機能で簡単なコード進行を探し、カポを使って好みのキーに変えれば、簡単なコード進行且つ歌いやすいキーへと自由自在に変える事が出来ます。

 色々と試し楽しいギターライフを送りましょう!

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