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たった3コードで弾ける!Bluesとは??

  • rguitarr7
  • 2017年6月21日
  • 読了時間: 3分

 ギターを教える時にいつも考える事があります。「何か簡単な曲は無いだろうか。」簡単な曲を見つけるのって結構難しいんです。なぜなら僕が知っている曲であってもレッスンを受ける生徒さんが知っている曲とは限らないし、生徒さんの世代によっても知っている曲は様々です。恐らく、この記事を読んでくれている方々の年齢層も様々で、【誰もが知っていて簡単な曲】というのが中々ないです。

 なので今回は特定の曲ではなく、Blues(ブルース)というジャンルを簡潔に説明していきたいと思います。

  1. Bluesとは

  2. Blues進行とは

  3. Bluesの曲3選

 

1. Bluesとは

 Bluesとは元々はアメリカ南部のアフリカ系アメリカ人(黒人)の間から発生した音楽です。起源等を詳しく知りたい方は、『wikipedia』をご覧下さい。

 今回はそんな起源やブルースの魂!みたいなものは一旦置いて説明していきます。

Bluesの定義(コード進行等、ルール)

・基本的には3コードである。

・基本的にはコード進行が全て同じ(ブルース進行)

・基本的には12小節で一括り。

音楽的なBluesの定義は、簡単にまとめると以上の2点です。*基本的には、と付けている理由は例外な曲も沢山あるからです。

 

2. Blues進行とは

 それでは次に、Blues進行とはどの様なコード進行のものなのかについて説明していきます。

 基本的なブルースで出てくるコードは、【Ⅰ7,Ⅳ7,Ⅴ7】の3つのみです。。。「って何それ?」ってなりますよね。この詳しい説明については、後程ダイアトニックの説明記事を作りますのでお待ち下さい。

 とりあえず今回の内容では、その小難しそうな内容は割愛します。なので今回はキーがAのBluesで説明します。

 1小節目がA7(Ⅰ7)。2小節目は引き続きA7(Ⅰ7)でも大丈夫で、D7(Ⅳ7)にコードチェンジしても大丈夫です。そして3、4小節目がA7(Ⅰ7)。5、6小節目がD7(Ⅳ7)。7、8小節目がA7(Ⅰ7)。9小節目がE7(Ⅴ7)。10小節目がD7(Ⅳ7)。11小節目がA7(Ⅰ7)。12小節目がE7(Ⅴ7)。の12小節構成です。

 文章じゃよく分からないかもしれないので、譜面のイラストを用意しましたので御覧下さい。

 これが、基本的なブルース進行です。

 

3. Bluesの曲3選

 この3選に関しては、【僕個人の好み】と、【Bluesを知らない人でも、もしかしたら聞いた事はあるかな?】という思いと【割と知られてそうかな?と思う中で今思いついたのがコレらの曲だったから】という理由で選出しました。

Chuck Berry  【Johnny B. Good】

Robert Johnson 【Sweet Home Chicago】

憂歌団 【おそうじオバチャン】

【Johnny B. Good】とか、どこかしらで耳にした事あるんじゃないかな?と思うのですが、どうでしょう。。【Sweet Home Chicago】はEric Clapton等もカバーしているし有名です。

 あとは日本の本物のブルースボーカル木村充揮率いる憂歌団の【おそうじオバちゃん】これはキーも今回説明した A Blues で且つ有名だと思うのですが、世代がねえ。。若い子達は多分知らないですよね。というか多分僕と同世代の人達もあまり知らないかもしれない。。

 他にも最近の有名な日本のアーティストでもBlues進行の曲ってあるんですが、現在のところ全然思い浮かびません。何か思い浮かんだら追記したいと思います。

*この記事を読んでる方の中で、「最近の有名な日本のアーティストでBlues進行の曲。知ってるよ。」という方いらしたら是非教えて下さい(笑)

 

まとめ

 Bluesは簡単なコードで弾く事が出来ますが、本物のBluesのリズムやフィーリングを出すのは中々難しいです。

 今後、アドリブ(即興演奏)の方法の記事も挙げていく予定なのですが、ブルース進行の上で弾くアドリブはとても楽しいので、ブルース進行は是非覚えて頂きたいです。

 難しそうに書いてしまいましたが、、まずはコードを簡単に弾いてみて、弾けた気分を味わってみましょう!!

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