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ギター上達への近道 その1

  • rguitarr7
  • 2017年6月10日
  • 読了時間: 6分

今回はどの様な事をしていけばギターが上達するのかについて解説していきます。

  1. 左手の練習

  2. 右手の練習

  3. 上達への近道とは?

 

上記3つについて項目毎に説明していきます。

内容が少し長くなりますので今回は、1. 左手の練習 について書き、次回の【ギター上達への近道 その2】に2,3の内容について説明します。

最終的には、右手、左手を合わせて弾く事を目標に頑張りましょう!
 

 1. 左手の練習

 左手の練習は左手で弦を押さえるので、痛みを伴います。初めのうちは指先がヒリヒリしたり、血豆が出来たり潰れたり、お風呂に入ると指がシミたり、押さえてる指がつりそうになったりします。

辛いなと感じたら即時に左手の練習をやめて、右手の練習に移りましょう。

 左手の練習は毎日続ける事により、徐々に指先の皮膚が硬くなり、良い音が鳴りやすくなっていきますので、焦らずにマイペースに続けましょう。

一言に左手の練習と言っても大きく分けると2種類に分類されます。

・コード(和音)を弾く為の練習
・単音を引く為の練習

 この二つの内どちらかだけを練習していても、相乗効果でもう一方も上達はします。ですが劇的な上達には至りません。なので、これら二つの練習は意識して分けて練習する必要があります。

では、こちらの2つの練習で共通する部分しない部分について説明します。

○共通する部分

・練習が必要(練習すれば弾ける様になる

・なるべく無駄のないフィンガリングを心掛ける

○共通しない部分

・練習方法が違う

以上の様となっています。

 まず、練習が必要。に関しては「そりゃそうだ。」と思いますよね。「そりゃそう」なんです(笑)ですが正しい練習をすれば本当に必ず上達するのです。

 そして無駄のないフィンガリングを心掛ける。これは一体どういう意味なのでしょう。フィンガリングとは指の動きの事です。つまり無駄のない指の動きが大切になってくるのです。

 それでは、正しい練習方法、無駄のないフィンガリングとはどういうものなのか順に説明していきます。

・正しい練習方法

 最初のうちは、正しい練習方法でなくても多少は上達します。なぜなら今まで何もやっていなかった状態なら何をやっても多少はプラスにしかなり得ないからです。ですが、ある程度上達した頃に必ず壁にぶつかります

 これはギターに限らず全てに言える事です。間違った練習、努力、勉強では、どれだけ続けても、一定以上の効果は得られません!

 それでは、正しい練習法とはどの様な方法なのか、まずはコードの練習についてです。

 にコードを覚えるわけですが、

 
・コードを覚える段階で「正しい指使い」で覚える。

正しい指使いについては、入門者、初心者必見。その2 で説明していますので、ご覧ください。

そして、コード進行で練習する様になったら、

1. 最初はゆっくりでも良いので一定のリズム、テンポで練習する。

2. 指をなるべく指板から離さない。

3. 右手は簡単に。

1. ほとんどの方は、コードの練習をする時に、なるべく原曲の感じを出そうと「少し早過ぎるテンポ」で弾こうとします。ですが、これだと最初は絶対に左手が追いつきません

 なので最初は原曲よりも遅く、ゆっくりで良いので出来れば一定のリズムで練習する事を心掛けましょう。一定のリズムで練習しておく事によりテンポが早くなっても一定のリズムでひきやすくなります。

2. そして、指をなるべく指板から離さない様にしましょう。これは無駄のないフィンガリングへと繋がるのです。どういう事かと言うと。

 初心者の方は一つのコードを押さえて弾いて、次のコードにいく時に指板から手が離れる(パーの状態に近い)形になってしまう事が多いのです。ですが、この様な押さえ方だと無駄な動きが多過ぎて音がスムーズに繋がりません

例1)Am7からCへのコード進行の時には、Am7に薬指を足すだけでCになります。なので、Am7からCにいく間に指板から手が離れると、またパーの状態から押さえる事になってしまうので上手く音が繋がりません。

例2)CからDへのコード進行の時には、それぞれ指の位置がかなり変化します。特に人差し指の位置の変化が大きいので、スムーズに弾く事は中々難しいです。

 ですが出来るだけ指板から指を離し過ぎない(パーの状態にしない)事と、この様なコードの時でも、前のコード(ここではC)との共通点を見つける事が大切なのです。

 例えば、CとDでは中指と薬指の距離と形が変わっていません。なので中指と薬指はその形を維持したまま、それぞれ1弦2弦を押さえられます。

3. そして今回の目的は左手の強化なので、左手は極力簡単に弾きましょう。4分音符や、2分音符等、左手に専念出来る弾き方にしましょう

 
・単音を引く為の練習

1. 1つの弦で指を動かしてみる。

2. 最初はゆっくりでも良いので一定のリズム、テンポで練習する。

3. 指をなるべく指板から離さない。

1. 1つの弦(例えば6弦)で、人差し指、中指、薬指、小指の順に押さえてみましょう。

・やり方としては、まず、人差し指を押さえ、人差し指を押さえた状態で中指を押さえ、人差し指と中指を押さえた状態で薬指を押さえ、人差し指と中指と薬指を押さえた状態で小指を押さえます。

・そして、その後は反対に、人差し指と中指と薬指と小指を押さえた状態で小指だけ離します。次に人差し指と中指と薬指を押さえた状態で薬指だけ離し、人差し指と中指を押さえた状態で中指だけ離します。

これらを交互に反復練習していきます。この練習の際に右手を弾く必要はありません。左手の動きに専念しましょう。

2. 最初はゆっくりでも良いので一定のリズム、テンポで練習する。

 薬指や小指が動かしにくく中々難しいと思いますが、可能な限り一定のテンポで押さえていく事を意識しましょう。

これはコードにも言える事ですが、一定のテンポは重要なポイントになりますので、可能な限り意識して練習しましょう。

3. 指をなるべく指板から離さない。

これもやはり、コードにも言える事ですが、指板からあまり遠ざけてしまうと、次の音に移る時に音が切れてしまったり、スムーズに弾けなくなりますので、こちらも可能な限り意識して練習しましょう。

 

まとめ

 コードと単音、それぞれの練習がありますが、どちらにも言える事は反復練習を繰り返し、とにかく慣れる事、そして毎日少しずつ弾き、指先の皮膚を強くしていく事が大切です。

焦らず、出来れば毎日少しずつ練習していき弾ける様にしましょう!!

以上で、【左手の練習】の説明となります。

【右手の練習】、【上達への近道とは?】については次回、ギター上達への近道 その2 で説明しますので宜しくお願いします。

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