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ギター上達への近道 その2

  • rguitarr7
  • 2017年6月11日
  • 読了時間: 5分

*前回の内容の続きとなりますので、未だご覧になっていない方は、ギター上達への近道 その1、からご覧ください。

今回はどの様な事をしていけばギターが上達するのかについて更に解説していきます。

 

2. 右手の練習(ストローク・ピッキング)

3. 上達への近道とは?

 

上記2つについて項目毎に説明していきます。

*1. 左手の練習 については前回の内容、ギター上達への近道 その1 をご覧下さい。

 

2. 右手の練習

 左手の練習に対して、右手の練習にはどういった方法があるのでしょう。左手では、コードを弾く事と単音を弾く事で分けましたが、実は右手も同様です。

 コードでは複数の弦を同時に弾く(ストローク)。単音では弦を一本一本弾いていく(ピッキング)。なので、それぞれ別の練習が必要になります。

 それでは、それぞれの練習方法について説明していきます。

 
コードでの練習方法

1. 左手は何もコードを押さえない。

2. 右手のストローク、リズムパターンを増やす。

3. 覚えたパターンを安定させる。(反復練習)

 

1. 左手は何もコードを押さえなくて大丈夫です。もしくは簡単なコードを押さえ続けましょう。右手のストロークに専念しましょう。

2. ギターというものは、左手で押さえたメロディーを、右手でリズムをつけて一つの世界観を作り上げます。左手のコードをたくさん覚えるだけでは雰囲気は作り出せません。なので、左手がコードを覚えるのと同様に右手にはストロークのパターンを覚えさせましょう。

3. そして覚えたパターンは安定させる必要があります。コード進行の上で弾くというのは、とても難しいことです。

なぜなら左手でコードを押さえ、右手でストロークをするという作業を同時進行しなくてはいけないからです。なので右手は特に気にしなくても弾ける様になるくらいまで慣れさせましょう。その為にはひたすら反復練習です。

テレビを見ながらでも、寝っ転がりながらでも弾ける様になるくらい繰り返し練習をしましょう。

リズム・ストロークパターンの詳しい説明に関しては、、をご覧下さい。

 
単音での練習方法

1. 左手は何も押さえない。

2. ひたすら同じ弦をダウンピッキングだけで弾き続ける。

3. ひたすら同じ弦をオルタネイトピッキング(ダウンアップ交互のピッキング)だけで弾き続ける。

4. 他の弦も弾いてみる。

5. 弦移動の練習

*ダウンピッキングとは、6弦方向から1弦方向(下方向)に向かうピッキングの事。

*アップピッキングとは、ダウンピッキングとは反対に、1弦方向から6弦方向(上方向)に向かうピッキングの事。

 

1. コードの時と同様、左手は何も押さえなくて大丈夫です。右手のピッキングに専念しましょう。

2. ひたすら同じ弦をダウンピッキングだけで弾き続けてみましょう。(例えば6弦だけ弾く)ゆっくりで良いので【一定のテンポ】を心掛けて弾き、安定してきたら、徐々にリズムを速くしてみましょう。これもテレビを見ながらや、寝っ転がりながらでも安定して弾ける様に、とにかく反復練習しましょう。

3. 2の練習をオルタネイトピッキングで行いましょう。

4. 他の弦でも同様に2,3の方法で弾いてみましょう。他の弦を弾く感覚に慣れましょう。

5. 4に慣れたら弦移動の練習です。

・まずは、6弦から5、4、3、2、1の順にオルタネイトピッキングで弾いてみましょう。

(6弦ダウン、5アップ、4ダウン、3アップ、2ダウン、1アップ)

次は1弦から順にオルタネイトピッキングで弾いてみましょう。

(1弦ダウン、2アップ、3ダウン、4アップ、5ダウン、6アップ)

このパターンに慣れたら、

・各弦2音ずつ、6弦から5、4、3、2、1の順にオルタネイトピッキングで弾きましょう。

(6弦ダウン、アップ、5ダウン、アップ、4ダウン、アップ、3ダウン、アップ、2ダウン、アップ、1ダウン、アップ)

・次は各弦2音ずつ、1弦から順にオルタネイトピッキングで弾きましょう。

(1弦ダウン、アップ、2ダウン、アップ、3ダウン、アップ、4ダウン、アップ、5ダウン、アップ、6ダウン、アップ)

これらを繰り返しましょう。

・これらが慣れたら、各弦3音ずつや4音ずつにも挑戦してみましょう。

 

ストロークであれ、単音ピッキングであれ、右手の動きで最も大切な事。それは【一定のリズムで動きを止めない】事です。

その詳細については、ギターにおけるリズムの弾き方 にて記載しておきますのでご覧下さい。

 

3. 上達への近道とは?

毎日少しでも良いからギターに触れる事。
反復練習を繰り返す事。

以上となります。これらには2つ理由があって、

1. 毎日弾く事により、左手の指の皮が硬くなり、押さえた時に音が鳴りやすくなる。

2. 毎日、反復練習を繰り返す事でギターの扱い方に徐々に慣れていく。

結果、徐々に弾ける様になっていく。

毎日15分ずつでもギターに触れ、練習すると、1週間に1度だけ3時間弾くよりも高い効果を得られます。

 

まとめ

 以上が、右手の練習と上達の近道とは?の説明となります。

 左手の練習が辛くなったら、右手の練習。右手の練習が辛くなったら、左手の練習。をするなど工夫をしながら、少しずつ練習していきましょう。

そして、前回の、ギター上達への近道 その1、の最初の方でも言いましたが、

最終的には、右手、左手を合わせて弾く事

が目標です。(出来れば毎日)の反復練習で右手、左手のそれぞれを動かす事に慣れスムーズに弾ける様に頑張りましょう!

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