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マイナーペンタトニックの強化ヴァージョン 〜ブルーススケールについて〜

  • rguitarr7
  • 2017年7月17日
  • 読了時間: 4分

 みなさん、まずブルーノートスケールはご存知でしょうか??名前的には初心者や中級者の人にはそこまで浸透していないのかな?と思います。

 ブルーノートスケールはマイナーペンタトニックのポジションに少し音を足すだけで、ブルージーな響きが得られる。これまたとても実践的なスケールです。

*今回の内容は、マイナーペンタトニックスケールと度数について。を知っている事を前提に進めていきますので、マイナーペンタトニックスケールについて知らない方は、 ギタリストが最初に覚えるべきスケール【マイナーペンタトニックスケール】について。 をご参照下さい。

度数について分からない方は、階名、音階、スケールとは?? をご参照下さい。

 

1. ギターの指板上におけるポジションについて

2. ブルーノートスケールの構成音について

3. ブルーノートスケールの練習方法について

 

 今回はこの3つについて項目毎に説明していこうと思います。

 

1. ギターの指板上におけるポジションについて

 ブルーノートスケールとは、ギターの指板上で、どの様なポジションなのか確認していきましょう!

 まずは指板のイラストをご覧下さい。

この様な形となっています。

マイナーペンタトニックスケールのポジションに(薄紫の部分が)2箇所追加された形です。

・これらを一度に全て押さえるワケではなく、1つ1つ順番に押さえていきます。

・ルートに何の音がくるかによって、何ブルーノートスケール。なのかが変化します。

(例)ルートにAの音がきたら、Aブルーノートスケール、ルートにBの音がきたら、Bmブルーノートスケール。という具合です。

そして、これらは基本的にはフレットにより使う指が決まっています。(その様にすると効率が良い場合が多いので)

どの指を使うのかについて、イラストにしてみましたので見てみましょう!

 この様なフィンガリングとなります。各指毎にフレットを割り当てた結果、マイナーペンタトニックスケールでは基本的には中指は使いません。

*例外もあるので、あくまでも基本として頭に入れて下さい。

 

2. ブルーノートスケールの構成音について

 今度はマイナーペンタトニックスケールの構成音について見ていきましょう。

まずはイラストをご覧下さい。

この様になります。

これを文章で解説していきます。

・構成音は、

1, 3♭, 4, 5♭, 5, 7♭

 の6つの音である。

・マイナーペンタトニックスケールが、

1, 3♭, 4, 5, 7♭

 の5つの音だったのに対して、5♭が追加された形です。

 つまり、ブルーノートスケールとは6音階のスケールで、マイナーペンタトニックスケールに5♭が追加されたスケール。という事です。

 *最初のうちは構成音は把握出来ていなくても問題ありません。最初は、この形とルートの位置は確実に覚えましょう。

 

3. ブルーノートスケールの練習方法について

 どの様に練習をしていくべきかというと、何度も反復練習をする事です。反復する事によりポジションを覚えるのは勿論、フィンガリングやピッキングの練習にもなります。

 練習例を考えてみました。まずは譜面をご覧下さい。

 まずは、こちら。6弦から1弦まで順番通りに弾き、1弦から6弦まで戻ってくる形です。

 次にこちら。6弦から1弦へ。1弦から6弦へ。という点は変わっていませんが、ところどころ弾く順番を変えてフレーズっぽくしてあるので、少し難易度は上がっています。

 これらを最初はオルタネイトピッキングで弾き、慣れたら、ハンマリングオン、プリングオフ、スライド、等を交えながら弾くのも良いと思います。

 

まとめ

 いかがでしたか?マイナーペンタトニックスケールにスリリングさが加わって格好良くないですか?

 まずは、焦らずフィンガリングを覚えるところから始めましょう!

 そして実践的な使用についても記事にしていこうと思いますので、出来上がったら是非ご覧になって下さい。

 新しいスキルを身につけて、ギターライフの更なる向上を目指しましょう!!

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